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海中電柱が並ぶ「江川海岸」の幻想的なマジックアワー

「江川海岸」は、木更津市にある潮干狩り場です。
満潮になると「海中電柱」という不思議な光景が広がり、波が落ち着くと海面は鏡張りのようになり、景色を反射するため、日本の「ウユニ塩湖」とも言われています。
夕暮れ時には、美しい夕焼け空が広がり、日没直後のマジックアワーには、グラデーションの幻想的な光景を見ることができます。
今回はそんな「江川海岸」におでかけしてきました!

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「江川海岸」の美しいゴールデンタイム

「江川海岸」は、東京湾最大の干潟「盤洲干潟(ばんずひがた)」の南寄りの場所にあり、電柱が整然と立ち並ぶ不思議な情景が人気となっています。
海に立ち並ぶ電柱は、昭和60年代にアサリやハマグリの密漁が横行したため、沖合約1キロに監視小屋を設置した際に同時に設置されたもので、平成15年にその役割を終え、電柱と監視小屋が干潟に残されたままになっているそうです。
「千と千尋の神隠し」で海上を走る電車の車窓光景にそっくりということでも、話題になっています。

ちょうど夕暮れ時の16:30に「江川海岸」に到着しました。
水平線に沈んでいく夕日が海面にオレンジの道を作っていて、とても綺麗です。

「江川海岸」の電柱が並ぶ波打ち際まで歩いていきます。

海岸添いには、マジックアワーの「江川海岸」を見にきた観光客がたくさんいます。

「江川海岸」の波打ち際に到着しました。

オレンジ色に染まる夕焼け空がとっても美しいです。

電柱は、潮が満ちて海中に浮かぶように並んでいます。

夕日が水平線に沈もうとしています。

16:40に夕日が水平線から姿を消しました。

マジックアワーの始まりです。
辺りが残光に照らされた美しい時間、ゴールデンタイムです。

カモたちも海面をゆらゆらと気持ち良さそうに漂っています。

富士山も綺麗なシルエットを見せてくれています。
海面には、3羽のカモが仲良く並んで、マジックアワーの瞬間を楽しんでいるように見えます。

わずかに揺らぐ海、海面に浮かぶ電柱、煙をあげる工場、グラデーションの夕焼けの空が幻想的な世界を創り出しています。

空と海の藍色に挟まれた水平線がオレンジ色が輝いて、工場のシルエットを綺麗に映し出しています。

もくもくと煙を出す工場は、ノスタルジックな雰囲気でどこか懐かしさを感じる景色です。

日没から40分が経ち、17:20になりました。
夕焼けのオレンジ色が弱まり、だんだん暗くなってきました。

さらに10分後の17:30にはすっかり暗くなり、工場の灯りが輝く夜景へと景色が変わって行きます。

おわりに

「江川海岸」は、穏やかな海面に電柱が立ち並び、夕焼けからマジックアワーのゴールデンタイムには美しい幻想的な風景が楽しめる絶景スポットでした。
海の中に並ぶ電柱は、今はもう送電されていないため、撤去されてしまう可能性もあるので、海中電柱が見れるのもあとわずかかもしれません。
日の出前に発生する、空がとても濃い青色に染まる時間帯「ブルーアワー」と日没後から数10分程度、薄明の時間帯「マジックアワー」の瞬間が幻想的で特におすすめですので、海と電柱と空と工場が織り成す美しい光景を見に行ってみてはいかがでしょうか。

information

江川海岸

住所
千葉県木更津市江川 (GoogleMap)
アクセス
JR内房線「厳根」駅よりタクシーで約6分
東京湾アクアライン連絡道「木更津金田IC」より車で約10分
公式HP
http://www.egawa-gyokyou.or.jp/
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