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船形山「大福寺」の岩肌に浮かぶ朱塗りの観音堂「崖観音」

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船形山「大福寺」は、千葉県館山市船形にある、真言宗智山派の寺院で、崖に張りつくように建つ朱塗りの観音堂は「崖の観音」と呼ばれ、親しまれています。
本尊の観音堂内陣の岩壁に刻まれた磨崖十一面観音菩薩は、市の指定文化財となっており、絶壁に建つ観音堂からは館山湾や伊豆大島の美しい景色も見ることができます。
今回はそんな崖観音「大福寺」におでかけしてきました!

「崖観音」の懸造りの観音堂の舞台から望む雄大な眺め

「大福寺」は、717年に行基によって開創され、天台宗の僧・円仁により中興したとされている寺院です。
船形山の崖の中腹にある祠に刻まれた像高131cmの磨崖仏の十一面観音立像は、二重の蓮華座の上に立ち、左手には水瓶を持ち、背には舟形の光背がある、県内最古といわれる観音像です。

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崖観音「大福寺」に到着しました。

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そり立つ断崖に鮮やかな朱塗りの観音堂が建っています。

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延命地蔵尊がありました。
無病息災延命長寿のご利益があるそうです。

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隣には本堂があります。
本堂の前には大きなソテツの木が対になってあります。

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本堂の入り口にはアート感溢れる木が立ってます。

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崖観音(大福寺)の縁起についての説明板がありました。
承応2年(1653年)に観音堂が火災、明治43年の大豪雨による土砂崩れ、大正12年の大震災による倒壊と幾度も天災・火災による被害を受け、現存の御堂は大正14年に、本堂は昭和元年に建立し現在に至っているそうです。

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爽快な青空に崖観音が映えます。

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手入れされた樹木が絵になります。
右手前には、南無大師遍照金剛塔があります。
陽宜の書で、弘法大師の1050年遠忌に、船形の醍醐新三郎が先祖供養のために建てた碑だそうです。

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蛇のように曲がりくねった階段を上って観音堂を目指します。

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途中に洞窟がありました。

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こちらの洞窟は少し広めです。

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本堂の裏には鯉之池があり、庭園のような趣です。

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さらに階段を上っていきます。

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成田山の不動堂がありました。

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ここからは館山湾が見渡せます。
すがすがしい天気で、鳥も気持ち良さそうに飛んでいます。

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不動堂までは、まっすぐの急な階段もからも上って来れます。

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左手に諏訪神社がありました。
残念ながら、2017年3月に放火により本殿と拝殿が全焼してしまったそうです。

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この鳥居の左側に拝殿があったようです。
切り立った岩肌には屋号の刻印が刻まれています。

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拝殿がなくなってしまい、狛犬も哀しげです。

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観音堂へ向かいます。

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「奉納南無十一面観世音菩薩」と書かれたのぼり旗がはためいています。

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階段を上ると朱塗りの観音堂がありました。

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岩肌に小さな祠のようなものが埋め込まれています。

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マーブル模様の地層が綺麗です。

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崖から樹木が生えています。

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朱色が美しい「崖観音」に到着です。
木鼻には緑色の龍が対になって見守っています。

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こちらの木鼻には白色の想像の像がいます。

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手水舎と石灯篭もあります。
その横には、「世界人類が平和でありますように」と書かれたピースポールがあります。

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観音堂の舞台からは、館山市街や鏡ヶ浦(館山湾)を一望できます。
開放感抜群の素晴らしい眺めです。

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太陽の光が海面に反射してキラキラと輝いています。

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観音堂は、舞台造りとも言われる懸造りになっています。

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舞台の真下には、上ってきた曲がりくねった階段が見えます。

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靴を脱いで、観音堂の中に入ってみます。

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この奥に十一面観音菩薩があるようです。

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金色の立派な証明のようなものがあります。
天井絵も美しいです。

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観音堂の天井は、114枚の天井絵で敷き詰められており、房総半島の花や樹木を中心に描かれているそうです。

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手を合わせて拝みます。
御真言「おんまかきゃろにかそわか」と唱えるそうです。

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朱塗りの舞台から眺める景色は絵になります。

おわりに

崖観音「大福寺」は、切り立つ岩肌に建つ朱塗りの観音堂が美しい寺院でした。
十一面観音の磨崖仏を包むように建てられた観音堂の舞台からは、眼下に館山市街の街並みが広がり、その向こうには館山湾が開ける絶景を望むことができました。
観音堂は、1923年の関東大震災後に建て直されたものを2015年から1年半かけて総工費8800万円で全面改修工事を行い、真新しいものとなっているで、鮮やかな朱色に染まる「崖観音」を拝みに行ってみてはいかがでしょうか。

information

船形山 大福寺(崖観音)

住所
千葉県館山市船形835 (GoogleMap)
アクセス
JR内房線「那古船形」駅より徒歩15分
富津館山道路「富浦IC」より車で5分
拝観時間
8:00~17:00
公式HP
http://www.gakekannon.jp/