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東京からおでかけ

大いなる山の神々が鎮座する雨乞いの霊山「大山」

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大山は、神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市境にある三角形の均整のとれた山容が特徴の標高1,252mの山で、丹沢大山国定公園に属し、日本三百名山や関東百名山のひとつでもあります。
江戸時代から「大山詣で」が盛んに行われた信仰の山としても有名です。
今回はそんな大山におでかけしてきました!

目次

大山ケーブルカーで山頂駅の大山阿夫利神社へ

大山ケーブルバス停から、お食事処やおみやげ店が建ち並ぶ「こま参道」の階段を登って行きます。

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こま参道を登り終えると「こま参道制覇!!」の文字が。

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歩いて15分くらいで大山ケーブル駅に着きました。
中腹の阿夫利神社の下社までは、ケーブルカーで行けるので軽装備でも行けます。

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ケーブルカーに乗って終点の大山阿夫利神社へ向かいます。
阿夫利神社駅まで距離786m、標高差278mを6分で登ります。

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大山阿夫利神社駅に着きました。

関東総鎮護のあめふり山「大山阿夫利神社」

大山阿夫利神社は、紀元前97年崇神天皇の頃に創建され、大山神(おおやまずみのかみ)、雷神(いかづちのかみ)、高おかみを祭神とし、海人たちの守り神、鳥石楠船神(とりいわくすぶねのかみ)を合祀している神社です。
大山の中腹に下社・二重社、山頂に本社・前社・奥社が鎮座しています

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広場から階段を登って、大山阿夫利神社の下社へ。

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階段を登ると鳥居が見えました。

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大山阿夫利神社の下社に着きました。
ここには大山祗大神 (おおやまつみのおおかみ)が祀られています。

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「日本三大獅子山 大山獅子」です。
まわりに小さな十二支を配しています。

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「大山詣り」モニュメントが見えます。
大山詣りが日本遺産に認定されたことを受けて制作された記念像です。

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広く明るい境内からは相模平野を一望できます。
神奈川の景勝50選のひとつで、雄大な眺望が広がっています。

大山阿夫利神社の下社は標高696mで、ここから急峻な山道を1時間30分程歩くと1251.7mの頂上の本社に着きます。

ハイキングコースで見晴台へ

下社から「見晴台ハイキングコース」で見晴台まで行きました。

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見晴台までは1.4km、片道30分程です。

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整備されている山道を歩いていきます。

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10分程歩くと、二段に流れ下っている「二重の瀧」がありました。

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瀧の横には「二重社」があります。
龍族の王である「八大龍王(高龗神 )」を祀っているそうです。
青銅の龍が迫力あります。

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木々が鬱蒼と生い茂っていて美しいです。

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見晴台に着きました。
広く開けた展望台の広場になっていて、ベンチがたくさんありました。

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見晴台の標高は769.2mで景色も素晴らしいです。
山頂まで2.25kmですが、今回は折り返して下社に戻ります。

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モミの原生林の中を進んでいきます。

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途中の階段を上がると立派な杉の木が立っていました。
隣の木と下部で結合していることから「絆の木」と呼ばれており、大切な人との絆を深めてくれるそうです。

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陽光を浴びた緑が綺麗です。

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石段を登って、下社に戻ってきました。

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看板に「おつかれさまでした」と書かれています。

下車から女坂を下って大山寺へ

下社で「とうふソフトクリーム」を食べながら休憩した後、女坂を下って大山寺を目指しました。

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女坂と男坂の分岐があります。
女坂は「女坂の七不思議」や「大山寺」を楽しみながら進むことができます。

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女坂の七不思議は弘法の水(こうぼうのみず)、子育て地蔵(こそだてじぞう)、爪彫り地蔵(つめきりじぞう)、逆さ菩提樹(さかさぼだいじゅ)、無明橋(むみょうばし)、潮音洞(ちょうおんどう)、眼形石(めがたいし)の7つです。

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石段を降りていきます。

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七不思議のその五「無明橋」です。
話をしながら通ると橋から下に落ちたり、忘れ物や落し物をしたり、悪いことが起きたりするそうです。

大山のお不動さまとして親しまれる「大山寺」

大山寺は、天平勝宝7(755)年、奈良東大寺の別当良弁僧正の開創とされ、関東三大不動の一つで関東三十六不動の一番札所になっています。
「大山のお不動さん」として親しまれ、文永年間、願行上人によって鋳造された本尊鉄造の不動明王、二童子像は国の重要文化財に指定されています。
宇都宮の吊天井の難を免れた徳川家光公は、この不動明王の御加護だとし、深く帰依されたと言われ、春日局も訪れたことのある寺だそうです。

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大山寺に着きました。

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厄除け「かわらけ投げ」というのがありました。
「厄除け」と書かれた直径6cmの天下ぼしの土器を、崖下に向けて投げると厄除けに効くだけでなく、崖下にある福輪の中をくぐれば幸運をもたらすとされています。

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ここから土にすぐ戻る素材の土器を崖下に向けて投げます。

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直径2.5mの赤い福輪が見えます。

大山寺から女坂を下ってこま参道へ

大山寺からさらに女坂を下ってこま参道へと戻りました。

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大山寺の前の石段を降りて行きます。

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階段の両脇には多くの童子の銅像が建っています。
紅葉の時期は綺麗そうです。

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七不思議のその三「爪彫り地蔵」です。
弘法大師様が道具を使わず、一夜のうちに手の爪で彫刻されたと伝えられており、何事も一心に集中努力すれば実現できるとの教えだそうです。

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美しい緑の木々に囲まれています。

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七不思議のその二「子育て地蔵」です。
最初は普通のお地蔵様として安置されたが、何時の頃からか顔が童あ(わらべ)に変わっていたそうで、この地蔵に祈ると子供がすくすくと丈夫に育つといわれているそうです。

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石の上には大きめのお地蔵さん。

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下には小さなお地蔵さんが立っています。

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可愛らしい双子のお地蔵さんもありました。

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近くには小さな橋があります。

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七不思議のその一「弘法の水」です。
「弘法の加持霊水」ともいい、弘法大師が岩に杖を突いたら、その跡から清水がこんこんと湧き出たと言われ、夏でも枯れることがなく、いつでも水の量が変わらないそうです。

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わら縄と紙垂で祀られています。

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男坂との合流地点まで下りて来ました。

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急な男坂の階段があります。

「とうふ処 小川家」の名物大山豆腐を使った豆腐会席

大山で評判の豆腐料理店「とうふ処 小川家」で遅めの昼食を食べました。

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こま参道の途中にある「小川家」に来ました。

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落ち着いた料亭風の雰囲気です。
中に入って靴を脱ぎスリッパに履き替えて、広間の距離を置いて配置されたテーブル席に案内されました。

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豆腐会席の梅コース(お料理7品、ご飯、味噌汁、香の物、デザート)をいただきました。
湯豆腐は豆腐、湯葉、豆乳と一品で三度楽しめます。
ごま豆腐はごまの味と香りがしっかりしいて美味しかったです。

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とうふのデザートも絶品でした。
メインからデザートまでいろいろな豆腐料理を楽しみました。

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お店を出てこま参道を歩いていると綺麗なアジサイも見れました。

おわりに

大山は、大山阿夫利神社からの眺望が「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星にもなっており、丹沢では一番賑やかな山です。
紅葉シーズンはライトアップされて綺麗な景観を見せてくれるそうなので、紅葉の時期にも訪れてみたいですね。

information

大山阿夫利神社

住所
神奈川県伊勢原市大山355 (GoogleMap)
アクセス
小田急線「伊勢原」駅より大山ケーブル行バスで「大山ケーブル」駅まで25分、徒歩15分で「大山ケーブル」駅からケーブルカーで「阿夫利神社」駅下車
受付時間
9:00~17:00
公式HP
http://www.afuri.or.jp/

雨降山 大山寺

住所
神奈川県伊勢原市大山724 (GoogleMap)
アクセス
小田急線「伊勢原」駅より大山ケーブル行バスで「大山ケーブル」駅まで25分、徒歩15分で「大山ケーブル」駅からケーブルカーで「大山寺」駅まで3分
公式HP
http://www.oyamadera.jp/

とうふ処 小川家

住所
神奈川県伊勢原市大山637 (GoogleMap)
アクセス
小田急線「伊勢原」駅北口より大山ケーブル駅行バスで「大山ケーブル」駅まで25分、こま参道を上って10分
営業時間
11:30~16:00
17:00~19:00
定休日
不定休
公式HP
http://www5b.biglobe.ne.jp/~ogawaya/