おでかけ部

東京からおでかけ

大谷石採掘場跡の幻想的な地下神殿「大谷資料館」と洞窟に包み込まれた「大谷寺」

SPONSORED LINK

大谷資料館は大谷石の採掘場跡で、東京ドーム大の巨大地下空間です。
大谷寺は本堂がすっぽりと洞窟に覆われているお寺で、日本最古の石仏「大谷観音」や岩壁に掘られた「平和観音」が有名です。
今回はそんな「大谷資料館」と「大谷寺」の大谷観音、平和観音を見に「石の里・大谷」におでかけしてきました!

目次

宇都宮餃子の名店の味が一堂に会する「来らっせ」で名物餃子

来らっせは、宇都宮餃子の有名店の餃子をを日替わりで楽しむことができる、餃子のテーマパークです。
「宇都宮みんみん」や「めんめん」など5つの名店が味を競い合う「常設店舗」ゾーンと、宇都宮餃子会加盟33店舗の餃子のうち10店舗の餃子を曜日替わりで提供する「日替わり店舗」ゾーンがあります。

まずは「来らっせ」で宇都宮名物の餃子を食べました。

f:id:raptor1117:20170908101300j:plain

来らっせ本店に着きました。
MEGAドン・キホーテの地下にあります。
常設店舗も日替わり店舗も行列ができていました。
日曜日の日替わりメニューで食べられる餃子のお店は、紅一点・飯城園・アトム・味一番・宇都宮ねぎにら餃子・きりん・中国飯店・とんきっき・幸楽・玉ちゃんの10店舗でした。
一皿で5店舗の焼き餃子を味わえるメニューが5種類あり、二皿頼めば10店舗のお店を楽しめます。

f:id:raptor1117:20170908101344j:plain

D盛り(中国飯店・香蘭・美雪乃・麺々市場・夢餃子・味一番の6店舗盛り合わせ)の餃子を食べました。

f:id:raptor1117:20170908101736j:plain

こちらは、E盛り(さつき・龍門・らーめん武蔵・宇都宮みんみん・高橋餃子・遼順茶楼の6店舗盛り合わせ)と幸楽の餃子です。
幸楽の餃子は皮から自家製で、野菜の甘みが際立った肉汁たっぷりでジューシーな餃子です。

宇都宮の歴史は二荒山の歴史「宇都宮二荒山神社」

宇都宮二荒山神社は、1600年前の創建と伝わる神社で、宇都宮の始祖・豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)を祀っており、神社の社宝である鉄製狛犬と三十八間星兜は国の重要美術品に認定されています。
この神社が下野「一の宮」と呼ばれていたことから、宇都宮の地名がついたとの説があるそうです。
戦国時代、上杉討伐の道中で石田三成の挙兵を知った徳川家康も戦勝祈願に参詣したと伝えられています。

f:id:raptor1117:20170908102810j:plain

来らっせを出てすぐ交差点の先に「宇都宮二荒山神社」がありました。
大通り沿いに大鳥居が建っています。

f:id:raptor1117:20170908102908j:plain

参道を進んで100段近い石段を上ると、美しい唐破風神門があります。

f:id:raptor1117:20170908102918j:plain

唐破風神門をくぐると、正面に厳かな拝殿があります。

f:id:raptor1117:20170908102927j:plain

街中にある神社ですが、木々も生い茂っていていい雰囲気です。
何かの行事のためか、参道の階段の脇には馬の姿もありました。

大谷石採掘場跡の巨大な地下空間「大谷資料館」

大谷資料館は、深さ30m、最も深いところでは地下60m、広さ2万m²にも及ぶ、大谷石の地下採掘場跡です。
岩肌が露出する坑内を歩きながら、大正8年の手堀りの時代から機械化された昭和35年までの採掘場の歴史を学べます。
坑内の平均気温は8℃前後で、切り出された石は約1000万本、コンサートや演劇が上演されたり、有名アーティストのPV撮影やCM撮影などにも使用されています。

f:id:raptor1117:20170908142015j:plain

大谷資料館に到着しました。
資料館の前庭にそびえる岩壁にも石を切り出した跡が残っています。

f:id:raptor1117:20170908142144j:plain

鋸山に似ています。
資料館へと進むと冷たい空気に包まれます。

f:id:raptor1117:20170908142303j:plain

こちらの建物内で入館料を払い、右側から坑内へと入っていきます。

f:id:raptor1117:20170908142404j:plain

坑内に入ってすぐに地下への階段があります。

f:id:raptor1117:20170908142553j:plain

階段を降りた先は天井が高く、巨大空間が広がっています。
坑内の気温は夏でも12℃で肌寒かったです。

f:id:raptor1117:20170908142605j:plain

坑内はライトアップされて幻想的でした。

f:id:raptor1117:20170908142617j:plain

太平洋戦争中には、中島飛行機(現 富士重工)の地下軍事工場として使われていたこともあるそうです。

f:id:raptor1117:20170908142628j:plain

人の姿をしたオブジェがありました。

f:id:raptor1117:20170908142645j:plain

華道家の假屋崎省吾による作品も飾られていました。

f:id:raptor1117:20170908142709j:plain

この付近には期間限定で公開される、結婚式が行われるプリエール教会もあります。

f:id:raptor1117:20170908144954j:plain

青い光が幻想的です。

f:id:raptor1117:20170908145018j:plain

広大なスケールに圧倒されます。
縦に掘り下げる際、部分的に柱を残すのが大谷石の採掘の方法だそうで、採石場には沢山の大きな柱が残っています。

f:id:raptor1117:20170908145155j:plain

湿度が高く、床は湿っています。

f:id:raptor1117:20170908145330j:plain

大谷石は軽石凝灰岩の一種で、軽量で加工しやすく耐久性もあるので、建物の外壁や塀を作るときの石材として利用されてきたものだそうです。

f:id:raptor1117:20170908145341j:plain

縦に鋭く深い溝が入っているのは機械掘りの跡です。

f:id:raptor1117:20170908145351j:plain

舞台のようなになっているところもあります。

f:id:raptor1117:20170908145600j:plain

非日常的な空間がたくさんの人で賑わっています。

f:id:raptor1117:20170908145618j:plain

石材をトラックで運搬した車道です。

f:id:raptor1117:20170908145634j:plain

ギザギザに掘られた壁が神秘的です。

f:id:raptor1117:20170908145645j:plain

ドン・ペリニヨンのレセプションの提供品です。
この辺りは展示スペースになっており、撮影の際の様子を写したパネルの展示などがあります。

f:id:raptor1117:20170908151039j:plain

奥の十字架がある付近は立ち入り禁止の場所です。

f:id:raptor1117:20170908151049j:plain

色が変わって幻想的です。

f:id:raptor1117:20170908151058j:plain

紫、青、赤、緑と色が変わっていきます。

f:id:raptor1117:20170908151109j:plain

外の光が差し込んで綺麗な場所がありました。
肉眼ではもっと幻想的で人気のスポットでした。

f:id:raptor1117:20170908151119j:plain

石を切る機械です。

f:id:raptor1117:20170908151130j:plain

大谷石の規格品のサイズ見本と石材裁断機です。
大谷石の原石を既定の大きさに裁断し、1日約200本の石を加工したそうです。

f:id:raptor1117:20170908151144j:plain

大谷石の石垣の強度実験の跡で、この上に加重して積んだ石垣の変化を調べたそうです。

階段を登って地上に戻り、受付カウンター後ろの資料展示室も見学しました。
昔からの大谷石の採石場関連の資料が展示されていました。

外にはおしゃれなショップもあり、大谷石を使ったグッズや益子焼のお皿やカップなども販売していました。

日本最古の石仏「大谷観音」

大谷寺は、洞窟に包まれるように建てられた珍しいお寺で、本堂内には自然の岩壁に彫られた美しい磨崖仏が10体あり、全てが国の特別史跡かつ重要文化財になっています。
本尊の千手観音は日本最古の石仏で、弘法大師の作とも伝えられているそうです。
大谷寺の洞窟に見られる遺跡からは、縄文人が生活した跡があり、併設された宝物館では、発掘された1万年以上前と推定される人骨が展示されています。

f:id:raptor1117:20170908153632j:plain

大谷資料館から徒歩10分くらいの所にある大谷寺に到着しました。

f:id:raptor1117:20170908153724j:plain

参拝料を払って、本堂に来ました。
坂東三十三観音の第十九番札所として、古くから信仰を集めてきたそうです。

f:id:raptor1117:20170908153734j:plain

本堂上にそびえたつ大谷石(凝灰岩)の岩は、自然が作り出したとは思えない芸術的な岩壁です。

f:id:raptor1117:20170908153744j:plain

大谷寺についてガイドさんが丁寧に説明してくれました。
本堂内には千手観音立像(平安時代初期作)、伝釈迦三尊像(平安時代後期作)、伝薬師三尊像(平安時代初期作)、伝阿弥陀三尊像(鎌倉時代作)があります。
本堂の中は撮影禁止だったので、自動で流れる音声ガイダンスの解説を聞きながら、じっくり拝観しました。

大谷石の岩壁に掘られた大観音「平和観音」

平和観音は、大谷石の採掘場跡の岩壁に掘られた高さ27mの大観音像で、階段で展望台まで登ると町並みを一望することができます。
戦没者の慰霊と世界平和を祈念するために彫り始められ、そのすべてが手彫りで制作されているそうです。

f:id:raptor1117:20170908155304j:plain

大谷寺の隣の大谷公園には平和観音があります。
6年の歳月をかけて、全て手彫りで作られたそうです。

f:id:raptor1117:20170908155344j:plain

空を見上げると、雲に光が差し込んで綺麗でした。

f:id:raptor1117:20170908155357j:plain

平和観音の展望台まで登ってきました。
大谷の町並みも一望できます。

f:id:raptor1117:20170908155409j:plain

近くで見ると、とても穏やな表情をしていました。

f:id:raptor1117:20170908155419j:plain

高さは27mもあります。

f:id:raptor1117:20170908155432j:plain

平和公園内にも大谷石の採掘跡のようなものが見られました。

おわりに

大谷石採掘場跡は石に包まれた巨大な迷宮という感じで、非日常的な空間を楽しむことができました。
「石の里・大谷」には他にも「聖ヨハネ協会」や「カトリック松が峰教会」など大谷石造りの聖堂があり、まだまだ見所があるので、次の機会にでも訪れてみたいですね。

information

来らっせ 本店(日替わり店舗・常設店舗)

住所
宇都宮市馬場通り2-3-12 MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮店地下1階 (GoogleMap)
アクセス
JR「宇都宮」駅西口38番乗場より市内循環線「きぶな」で「二荒山神社下」バス停下車すぐ
営業時間
平日:11:00~20:30(ラストオーダー20:00)
土日祝:11:00~21:00(ラストオーダー20:30)
定休日
年中無休(常設店舗のみ定休日あり)
公式HP
http://www.gyozakai.com/society/kirasse.html

宇都宮二荒山神社

住所
栃木県宇都宮市馬場通り1-1-1 (GoogleMap)
アクセス
JR「宇都宮」駅西口よりバスで馬場町(二荒山神社前)下車
公式HP
http://www.futaarayamakaikan.jp/shrine/

大谷資料館

住所
栃木県宇都宮市大谷町909 (GoogleMap)
アクセス
JR「宇都宮」駅西口6番乗場より大谷・立岩行きバスで約30分、「資料館入口」下車、徒歩5分
開館時間
4月~11月:9:00〜17:00(最終入館16:30まで)
12月~3月:9:30〜16:30(最終入館16:00まで)
休館日
4月~11月:無休
12月~3月:毎週火曜日(火曜日が祭日の場合翌日休館)
年末・年始:12月26日~1月1日
入館料
大人:800円
子供:400円(小・中学生)
未就学のお子様は無料
公式HP
http://www.oya909.co.jp/

天開山 大谷寺

住所
栃木県宇都宮市大谷町1198 (GoogleMap)
アクセス
JR「宇都宮」駅西口より関東バス大谷立岩行きで30分、「大谷観音前」下車、徒歩3分
拝観時間
夏季(4月~9月):8:30~17:00
冬季(10月~3月):9:00~16:30
※受付は20分前に終了
休業日
1~3月の第2、第4木曜日(祭日の際は、前日の水曜日が休業)
毎年12/19~12/31
参拝料
大人:400円
中学生:200円
小学生:100円
公式HP
http://www.ooyaji.jp/