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巨大な奇岩が転がる相模湖の名山「石老山」

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石老山は、神奈川県相模原市にある標高702mの山で、関東百名山の一つです。
北麓には相模湖があり、山道にある多数の奇岩が有名です。
今回はそんな石老山におでかけしてきました!

目次

相模湖駅から石老山表参道へ

相模湖駅から石老山登山道へ向かいます。

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JR中央線の相模湖駅に到着しました。

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ロータリー前には「ようこそSAGAMIKO」というアーチがあります。

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駅のバス停からバスに乗ります。

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約15分で「石老山入口」バス停に着きました。

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石老山登山道の案内を進みます。

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ヒマワリが咲いていました。

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さらにコンクリートの道を進みます。

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バス停から15分くらい歩いて、石老山表参道の看板が見えました。

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ここから石老山山頂まで2.2km、顕鏡寺まで0.4kmだそうです。
階段を登ると右手に相模湖病院があります。

巨石群を通って顕鏡寺へ

登山道を進んでまずは顕鏡寺を目指します。

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山道になってきました。

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石老山周辺に咲く草花の案内板がありました。

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石畳の道です。

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石老山の岩の歴史の案内板です。
石老山の登山道で見られる岩石は礫岩という種類の岩石で石老山礫岩呼ばれているそうです。
600年前に深さ数千メートルもある海溝に溜まってでき、プレートの動きによって押し上げられて山になったそうです。

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石畳の道に最初の丸い大きな礫岩が見えました。

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名前の付いていない大きな岩がありました。

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巨石群の始まり「滝不動」の説明版があります。

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岩屋の前の大石の上に絞龍の石像があり、悪魔を降伏させるような顔相で、この石像に岩上から滝がふりかかるので、滝不動というそうです。
昔は水量も多く参詣人がこの滝の水を浴び身を清め祈願したと言われ、今は絞龍の石像は壊れ、顔相だけになっているそうです。

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岩屋の中にお不動様が祀られています。

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滝不動の横に小さな階段があります。

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階段を進むと右手に「屏風岩」がありました。

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「屏風岩」の説明版があります。

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一見住居の塀風を思わせるところから屏風岩といい、中央より左右に割れて並び、その間が通路になっているところから、別名「切通し」ともいうそうです。
岩の大きさは高さ約4.5m、横幅約7mあるそうです。

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木が岩を支えているように見えます。

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岩が割れた断面が綺麗に残っています。

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石の道を進みます。

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「仁王岩(阿うん岩)」の説明版があります。
平面に傾斜している巨岩と右側少し入ったところに直立した巨岩が左右相対して一対の岩となり、「仁王岩」または「阿うん岩」といい、この場所は昔、仁王門があった場所とも言われ、仁王岩の名がついたそうです。
左側の巨岩は、高さ約9m、横幅約12.5m、右側の巨岩は、高さ約7m、横幅約9mあるそうです。

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これが「仁王岩(阿うん岩)」です。

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山道のあちこちに小さな石がゴロゴロ転がっています。

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丸い大きな岩です。

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「駒立岩」がありました。

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岩が苔むしていて綺麗な緑色です。

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薄ピンク色の綺麗な花が咲いていました。
秋海棠(シュウカイドウ)という花のようです。

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大きな木が折れてしまっています。

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紫色の小さい花が穂状に咲いています。
ヤブランという花のようです。

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「駒立岩」の説明版があります。

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駒立岩は山中最も有名な巨岩で、今から一千年の昔、石老山顕鏡寺建立の始まり京都高家の宮人三條殿の若君武庫朗と八條殿の姫君が、名馬にまたがり住居とする岩窟を探す時、この岩で休憩したと言われ、岩上には馬の蹄や寝た跡があるそうです。
岩の大きさは、高さ約11m、横幅約175mあるそうです。

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「力試岩・文珠岩」の説明版があります。

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「力試岩」がありました。
大きい岩が「男岩」で周囲約3.5m、高さ約1.6m、小さい岩が「女岩」で、周囲約2m、高さ約1.6mあり、昔、力持ちの人達が力試しをしたと伝えられているそうです。

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「文珠岩」がありました。
岩のように重い罪も文珠の知恵はこれを救うと言われて、参拝者はこの岩肌にさわってあやかるそうです。
岩の大きさは高さ約12m、横幅約17mあるそうです。

古木が荘厳な雰囲気の顕鏡寺

顕鏡寺は石老山の中腹にある古義真言宗の寺で、平安朝の初期、高家の宮人が恋の隠れ屋であったものを、のちに宮人が発心して寺を建立したと伝えられているそうです。

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「蛇木杉」がありました。

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「蛇木杉」の説明版があります。
樹齢数百年ともいわれる巨大なスギの根が2本露出して、その姿があたかも大蛇が寝そべっているかのように見える事から蛇木杉(じゃぼくすぎ)と呼ばれているそうです。

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本当に地面に出た根が蛇のようです。

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顕鏡寺の説明版がありました。
今から千百年余り昔、当時の宮人、三条貴丞卿の若君武庫郎と八条殿の姫君の子として生まれた男の子は、岩若丸と名付けられ、若君は子供との再会の証として、鏡を割って一片を渡し、道志法師となって諸国行脚に出て、その後成長した岩若丸は父母と再会し、僧となって源海上人と号し、古い石の山から寺の号を石老山といい、鏡から顕鏡寺と呼んだと言われているそうです。

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「顕鏡寺のイチョウ」の説明版がありました。
かながわ名木100選にも選ばれた大イチョウで、樹高42m、胸高周囲5.4m、推定樹齢400年だそうです。

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階段の右側にあるのが「顕鏡寺のイチョウ」です。

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顕鏡寺の山門です。
顕鏡寺には大正から昭和にかけて活躍した歌人・柳原白蓮(やなぎわらびゃくれん)が眠っているそうです。

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お地蔵様が6体並んだ六地蔵です。

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「岩窟」がありました。

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「岩窟」の説明版があります。
この岩窟は、「道志法師」、「源海法師」が住居とする道志岩窟と言い、岩窟の中に「福一満虚空蔵尊」が安置され、顕鏡寺の寺宝とされているそうです。
顕鏡寺で行う小児虫留加持はこの虚空蔵尊の霊験と言われており、岩の大きさは、高さ約7m、横幅約12mで岩窟の中は奥行き約5m、横幅約5m、高さ約2mあるそうです。

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「岩窟」の中には仏像が安置されています。

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顕鏡寺の鐘楼です。

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天井には彩やかな錦絵があります。

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小さめの赤い鳥居もありました。

融合平見晴台を経て石老山山頂へ

顕鏡寺から八方岩経由で石老山山頂を目指します。

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顕鏡寺の鳥居をくぐって階段を進みます。

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「蓮華岩・大天狗岩」の説明版があります。
「散蓮華」のような岩なので、蓮華岩と言われ、岩の大きさは、高さ約3.5m、横幅約8mあるそうです。
やや登って右側奥に、直立した天狗の鼻のような岩が「大天狗岩」で、岩の大きさは、高さ約14.5m、横幅約16mあるそうです。

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「蓮華岩」がありました。
「大天狗岩」は見つけられませんでした。

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木の根っこが露出しています。

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ここから桜山展望台経由と八方岩経由に分かれます。
左側の八方岩経由を進みます。
右は「さくら道ハイキングコース」と書いてあります。

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「鏡石・小天狗岩」の説明版があります。
平面が鏡のようで、朝日を反射し光を放つようであり「鏡石」と名付けた言われており、岩の大きさは、高さ約23.5m、横幅約18mあるそうです。
右側、斜め下の山中に直立した天狗の鼻のような岩が「小天狗岩」で、岩の大きさは、高さ約2m、横幅約8mあるそうです。

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「鏡石」がありました。

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「小天狗岩」がありました。

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これも大きな丸い岩です。

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「吉野岩(弁慶の力試岩)」がありました。

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「吉野岩(弁慶の力試岩)」の説明版があります。

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登山道にかぶさるように突出しているこの岩を「吉野岩」と言い、別名「弁慶の力試岩」とも言われ、中央に拳の跡が二つあり、弁慶は強かった人かもしれないが、この岩に拳の跡を残す力はなかったと思われるため、拳に似た石が抜け落ちてできたものだそうです。
岩の大きさは、高さ約11m、横幅約7mあるそうです。

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拳の跡がありました。
拳がすっぽりと入る大きさです。

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「擁護岩(雷電岩)」の説明版があります。
飯綱権現神社を覆いかぶさるように突出している岩が「擁護岩」で、別名「雷電岩」とも言うそうです。
飯綱権現神社をかかえて守るため、擁護岩と名付けられ、石老山で最も大きな岩で、岩の大きさは、高さ約22m、横幅約19mあるそうです。

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飯綱権現神社と後ろにある岩が「擁護岩(雷電岩)」です。

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「試岩」の説明版があります。
大きな岩が半分に割れたのが「大試岩」、横に割れて小さいのが「小試岩」で、昔、腕の立つ武士がこの山に登った時、鋭利な大小の刀でこの岩を試し切りしたと伝えられ、大刀で切ったのが大試岩、小刀で切ったのが小試岩と言うそうです。
岩の大きさは、大試岩が高さ約3.5m、横幅約6m、小試岩が高さ約1.5m、横幅約4mあるそうです。

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「試岩」がありました。

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岩が突き出た道を進みます。

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「八方岩」の説明版があります。
山腹に突出した岩が「八方岩」で、この岩に登れば八方が見えると言われているが、東南方面が見えるだけだそうです。
東南方面の眺望は雄大で、岩の大きさは、高さ約9m、横幅約14mあるそうです。

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「八方岩」がありました。

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木々の開けたところから気持ちのいい景色が見えます。

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針葉樹と広葉樹でできた道を進みます。

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この辺りは岩が少ないです。

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融合平見晴台に到着しました。

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ベンチも置いてあり、一休みできます。

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相模湖も見え、素晴らしい眺望です。

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木々に光が差して神秘的です。

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木漏れ日が気持ちいいです。

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緩やかな木の階段が続きます。

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小さな石の石畳の坂道を登ります。
山頂までもう少しです。

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石老山山頂に到着しました。
写真を撮ったりしながらゆっくり登って、相模湖病院から1時間40分くらいかかりました。
顕鏡寺からは1時間くらいです。

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標高は702.8mです。

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石老山の説明板がありました。
正面には標高1672.7mの蛭ヶ岳などの丹沢の山並みが見え、天気が良ければ右手に富士山が見えるそうです。

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木々の隙間から綺麗なうろこ雲が見えました。
天空の城ラピュタに登場する竜の巣を思い出します。
日陰のベンチに座って昼食を食べました。

大明神展望台を経て石老山下山

山頂で一休みした後、大明神展望台経由で石老山を下山していきます。

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山頂から大明神展望台を目指します。

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両側を木々に囲まれた道を下っていきます。

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振り返ると結構な距離の階段です。

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石がたくさんある下りの難所に来ました。

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難所を降りて振り返ると本当に石だらけのポイントです。

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森の緑が美しいです。

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直径10cmくらいの白いキノコを2つ見つけました。

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大明神山山頂の赤い祠がありました。

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木のトンネルのようになっている道を進みます。

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大明神展望台に到着しました。

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展望台からは相模湖も見えます。

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木々の生い茂る中を降りていきます。

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綺麗な白い花を見つけました。

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朽ちた木が突き出ています。

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この辺りは細い道ですが、岩も無く歩きやすいです。

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岩の上に木の根が張り巡らされています。

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岩には苔がびっしりと生えています。

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苔むした岩が転がる沢のような場所に出てきました。

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もののけ姫の「こだま」が出てきそうです。

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生い茂る木々の中に光が差し込んで、幻想的な景色です。

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小さな木の橋がありました。

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石の転がる道が続きます。

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わずかに水が流れています。
山頂から1時間20分くらいで相模湖休養村キャンプ場に出ました。
相模湖プレジャーフォレストのバス停まで歩いて、相模湖駅行きのバスに乗りました。

相模湖をお散歩

帰りの相模湖駅行きのバスで途中の「相模湖公園前」で降り、相模湖を散歩してきました。

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相模湖公園に着きました。
あひるのボートが見えます。

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相模湖は、昭和22年の相模ダム完成とともに生まれた人造湖で、西の琵琶湖と並ぶカヌー、ボート競技のメッカとなっているそうです。
県立相模湖公園は、面積2.7ヘクタールで、遊覧船・ボート、レストラン、ゲーム・射的、釣り(ヘラブナ、ワカサギ、ブラックバス)などが楽しめます。

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空を見上げると雲の切れ間に太陽の光が差し込み、綺麗な光景を見せていました。

おわりに

石老山は、2015年11月に皇太子さまも登山しているそうで、奇岩、巨岩がたくさんあり、顕鏡寺には「蛇木杉」や「大イチョウ」のような古木も見られ、自然を満喫できる山でした。
登山初心者にも手軽に登れる山なので、是非登ってみてください。

information

顕鏡寺

住所
神奈川県相模原市緑区寸沢嵐2888 (GoogleMap)
アクセス
JR「相模湖」駅より「三ケ木」方面行きバスで「石老山登山口バス停」下車、徒歩25分
公式HP
http://www.sagamiko.info/aruku/post_11/

県立相模湖公園

住所
神奈川県相模原市緑区与瀬317-1 (GoogleMap)
アクセス
JR「相模湖」駅より徒歩10分
公式HP
http://www.sagamiko.info/