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茨城の新緑美「花貫渓谷」の汐見滝吊り橋を包む青モミジ

「花貫渓谷」は、茨城県北部、高萩市に位置する渓谷です。
花貫川が周囲の岩を侵食することによって作られた渓谷で、小さな滝や数多くの淵が連なる渓谷の自然を満喫することができます。
渓谷にかかる汐見滝吊り橋からの眺めが素晴らしく、春には美しい新緑で包まれ、紅葉のシーズンには花貫渓谷紅葉まつりが行われます。
今回はそんな「花貫渓谷」におでかけしてきました!

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海の見えるダム「花貫ダム」

「花貫ダム」は、花貫川本流上流部に建設された高さ45.3メートルの重力式コンクリートダムです。
日本では数少ない「海が見えるダム」の一つで、遠く太平洋を望むことができ、花園花貫県立自然公園に指定される観光地です。

茨城県高萩市の「花貫ダム」に来ました。
「茨城観光百選第二位入選記念 花貫ダムと花貫渓谷」と書かれた大きな石碑があります。
茨城観光百選は、茨城県が昭和63年開催の科学万博つくば’85記念に実施した県民投票により選定されたそうです。

「茨城観光百選第二位入選 記念植樹」と書かれた石碑もあります。
隣には桜の木があります。

目の前に「花貫ダム」が広がっています。

ダムに浮かぶ石の上で、水鳥が羽ばたこうとしています。

「いばらきの見どころマップ」もありました。
「袋田の滝」、「竜神大吊橋」、「花園渓谷」、「茨城天心記念五浦美術館」、「六角堂」、「漁業歴史資料館よう・そろー」、「花貫渓谷」、「伊師浜国民休養地」、「日鉱記念館」、「かみね公園」が紹介されています。

「花貫渓谷」に架かる「汐見滝吊り橋」

「花貫渓谷」は、「汐見滝吊り橋」付近の景色が素晴らしく、新緑や紅葉に包まれた約60メートルの長さの「汐見滝吊り橋」は絶好のフォトスポットです。
その他、神秘的な馬の伝説が今に伝わる「名馬里ヶ淵」や、デイキャンプやバーベキューが楽しめる「小滝沢キャンプ場」、広葉樹が林立する自然豊かなハイキングコース、花貫ふるさと自然公園などの見所があります。

花貫渓谷を登っていくと「レクリエーションの森」と書かれた案内板がありました。
ここは、花貫渓谷風致探勝林で、この周辺の森林は、ダム湖や渓谷などと一体となり、優れた渓谷美を構成していることから風致探勝林に指定されているそうです。

上り坂と下り坂の分かれ道になっており、下にはトイレもあります。

下り坂を進んでいくと、綺麗な花貫川の流れと新緑の美しい苔などの緑の景色が広がっています。

上を見上げると花貫川に架かる「汐見滝吊り橋」が見えます。

新緑に染まる青モミジの葉がとても綺麗です。

今度は分岐のところの上り坂の方を進んで歩いていくと、「汐見滝吊り橋」が見えてきました。

「汐見滝吊り橋」の前まで来ました。

新緑に包まれ、大きな弧を描いた吊り橋は、とても素晴らしい景観です。

「汐見滝吊り橋」の説明板がありました。
汐見滝吊橋は平成2年に整備されましたが、長年の厳しい気象条件により、木質部材が腐食したため、平成16年に大改修を行い、以前と同様に生まれ変わったそうです。
この吊橋は利用者の安全を守りながら、花貫渓谷の自然景観にも調和するよう、地元特産のスギ材が使われており、特に主索ワイヤーロープ上の歩行床部には、255本の加工丸太が使われており、親柱・手摺支柱部にも鋼材を覆うように106本の加工丸太が使われているそうです。
吊橋からは、眼下に汐見滝や四季折々に変化する花貫渓谷を眺めることができ、訪れる利用者の目を楽しませてくれる名所になっているそうです。
キャット・ウォーク式木製吊橋で、橋長60.6m、橋員1.5m、高さ10.7mだそうです。

「花貫渓谷周辺MAP」もあります。
近くには、小滝沢キャンプ場、けやき平キャンプ場などがあり、標高599.7mの土岳もあります。

「汐見滝吊り橋」を渡っていきます。

吊り橋の上からは、岩の間から流れ落ちる小さな「汐見滝」が見えます。
花貫川の清流沿いを新緑の草木が覆い、情緒溢れる景色です。

吊り橋を渡ると高萩市のゆるキャラ「はぎまろ」像がありました。
「はぎまろ」は、高萩市の花「ハギ」の花をモチーフにデザインされた妖精だそうです。

新緑のトンネルに架かる「汐見滝吊り橋」は、美しく絵になります。

「汐見滝吊り橋」を折り返し、新緑のトンネルを戻っていきます。

綺麗な青モミジをたっぷり満喫しました。

「清流の郷・花貫物産センター食事処」でランチ

「清流の郷・花貫物産センター」は、花貫渓谷からほど近い国道461号沿いにある直売所で、蕎麦とうどんの食事処も一緒になっています。
お昼時に立ち寄ってみました。
物産センターには、四季折々の新鮮な野菜などが並び、その奥に広めのテーブル席がある食事処があります。

「花貫うどんセット(おこわ+小鉢付き)」(650円)をいただきました。
花貫うどんに、おこわと浅漬け、小鉢に生さしみこんにゃく(柚味噌)が付いています。

花貫うどんには、わかめ、ネギ、ナルトが乗っています。
新緑を感じながら、美味しくいただきました。

おわりに

「花貫渓谷」は、花貫川の清流沿いに淵と滝が連なる美しい渓谷でした。
渓谷に架かる「汐見滝吊り橋」は風情があり、新緑に包まれたトンネルのような吊り橋からの眺めも素晴らしく、癒されました。
花貫駐車場付近には、「不動滝」と「乙女滝」という二つの滝があり、さらに近くには、奇怪なしぐさをする馬をこの淵に沈めた所、激しい風雨が続き大洪水になり集落が流されたという伝説がある「名馬里ヶ淵」もあります。
11月中旬~下旬には、秋の紅葉の見頃となり、モミジ、カエデ、ナラ、クヌギなどが赤や黄に染まる秋の景色も楽しめます。
新緑の青モミジが美しい「花貫渓谷」で、緑に包まれた「汐見滝吊り橋」の上で、美しい木々に癒されてみてはいかがでしょうか。

information

花貫渓谷

住所
茨城県高萩市中戸川大能地区 (GoogleMap)
アクセス
JR常磐線「高萩駅」よりタクシーで約25分
常磐自動車道「高萩IC」より車で約20分
公式HP
http://www.takahagi-kanko.jp/page/page000028.html

清流の郷・花貫物産センター食事処

住所
茨城県高萩市大能1100-2 (GoogleMap)
アクセス
JR常磐線「高萩駅」よりタクシーで約30分
常磐自動車道「高萩IC」より車で約25分
営業時間
8:30-17:00(11~3月は9:00~16:00)
定休日
火曜日(祝日の場合は翌日、11月は無休)
公式HP
http://www.takahagi-kanko.jp/page/page000056.html
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