白米千枚田(しろよねせんまいだ)は日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定されている棚田です。
日本海に面して、小さな田が重なり海岸まで続く絶景は奥能登を代表する観光スポットです。
今回はそんな白米千枚田におでかけしてきました。
日本の原風景「白米千枚田」
白米千枚田は石川県輪島市白米町にある棚田で、水田一面あたりの面積は約18平方メートルと狭小で約4ヘクタールの範囲に1,004枚の棚田が広がってます。
「田植えしたのが九百九十九枚あとの一枚蓑の下」「越中富山は田どころなれど能登は一枚千枚田」等の古謡が唄い継がれています。
昔ながらの農法が現在も行われており、日本古来の農法「苗代田」を復活させ、実際に種籾から苗を育成し、稲作を行う取り組みを行っているそうです。
白米千枚田に着きました。
綺麗な棚田が見えてきました。
小さな田が鱗のように重なっています。
近くに行ってみるとタンポポが咲いていました。
田植えに向けて水が引かれています。
棚田を下まで降りていくと日本海が広がっています。
下から棚田を見上げるとこんな感じです。
耕運機も入らない狭さのため、栽培は昔ながらの手作業で行なわれているそうです。
日本海と千枚田の眺めは最高です。
千枚田の看板と一緒に。
2011年に日本初の「世界農業遺産」に認定された「能登の里山里海」に、白米千枚田の景観も含まれているそうです。
おわりに
秋の収穫期には黄金色の稲穂が棚田を彩り、たわわに実った稲穂がざわざわと風に揺れる情景も見られるそうです。
四季折々の風景を楽しませてくれる白米千枚田、今度は夕日に染まる棚田も見てみたいですね。
information
白米千枚田
- 住所
- 石川県輪島市二ツ屋町2字29番地 (GoogleMap)
- アクセス
- 「七尾」駅(または「和倉温泉」駅)より、のと鉄道で「穴水」駅乗り換え、北陸鉄道バスで「輪島」駅乗り換え、北鉄奥能登バス「町野線」で「白米千枚田」下車
のと里山海道「能登空港IC」より車で40分 - 公式HP
- http://senmaida.wajima-kankou.jp/