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かわいいネコたちが暮らす保護猫カフェ「ネコリパブリック」に入国

「ネコリパブリック」は、保護された猫の里親探しを行い、譲渡活動も行われている「保護猫カフェ」です。
ビジネスとしても「自走」できることを目指し、お客様がカフェを利用したり、雑貨やペット用品をお買い物したりすることによって、お客様とお店が「猫助け」という理念を共有し、楽しみながら猫の保護活動をサポートする仕組みになっています。
今回はそんな保護猫カフェ「ネコリパブリック」におでかけしてきました!

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「ネコリパブリック」のネコと遊んで猫助け

「ネコリパブリック」では、猫とおしゃれで素敵なライフスタイルを提案し、「2022年2月22日までに、日本の猫の殺処分ゼロに!」をスローガンに里親探しを行なっています。
2014年にネコリバ1号店を岐阜にオープンして以来、大阪心斎橋、東京お茶の水、東京中野、東京池袋、広島と全国に6店舗に広がっています。
環境省自然環境局の「動物愛護管理行政事務提要」によると日本の猫の殺処分数は年々減ってはいるものの、平成28年度で約4万5千頭もの猫が殺処分されているそうです。
ペット先進国のドイツでは殺処分がまったく行われていないそうで、日本でも神奈川県で2013~2017年の5年連続で殺処分ゼロを達成しているそうです。

御茶ノ水駅から歩いて5分ほどの「ネコリパブリック」お茶の水店に来ました。
ビルの4階にあるので、階段を上っていきます。

4階に上っていくと、壁にかわいい黒猫のステッカーが貼ってありました。

こちらは黒猫が壁をペイントしています。

4階のお店の入口に着きました。
「ネコリパブリック」は猫の共和国というコンセプトなので、まずは入国手続きをします。
「入国確認書」を読み、パスポート申請書に必要事項を記入していきますが、ネットでも出来るので、あらかじめ済ませていくとスムーズに入店できます。
入国時には発行されたパスポートにビザスタンプが押印され、スタンプがたまると、士爵(普通の人)、男爵(ほんのり偉い人)、子爵(ちょっと偉い人)、伯爵(そこそこ偉い人)、侯爵(まあまあ偉い人)、公爵(一番偉い人)と 爵位が上がり、利用チケットがもらえたりする特典があります。
入国後、貴重品以外の荷物を預け、靴下の足の裏をアルコールでシュッシュと除菌し、手洗いもします。

まずは一番広い和室に入ると、白黒のかわいい猫ちゃんがいました。
畳の部屋にちゃぶ台があり、壁は格子戸になっており、廊下からも見えるようになっています。

こちらの猫ちゃんは毛布の上に乗って、眠そうにうとうとしています。

広い和室には、キャットウォークやキャットステップがたくさんあり、高いところが好きな猫たちも快適そうです。

こちらの白猫は足で顔を隠して、丸くなって眠っています。

広い和室の奥の4畳ほどの小さな部屋には、高齢の猫・ぎんくんがいました。

銀色の毛がフサフサで綺麗です。
とてもおとなしく、撫でると気持ち良さそうに目を細めます。
小さな部屋には冷蔵庫もあり、ワンドリンク無料でいただけます。

広い部屋に戻って来ました。
天井に近い高いところで、くつろいでいる白黒の猫がいます。

こちらの三毛猫は可愛らしい寝顔で夢の中です。

綺麗な縞模様の猫が上から下を覗いています。

高いところにあるキャットウォークを上手に歩いています。

移動して別の部屋に来てみました。
茶トラの猫が床に寝そべっています。

マリオくん(3歳)(2018年2月23日入園)です。
大きいけれど、甘えん坊だそうです。

奥の棚の中で寝ているのは、最近入園したという茶白のハニーくんです。

棚の上であくびをしているのは、真っ白な雪美ちゃん(1歳)(2018年7月5日入園)です。
撫でられるのは好きだけどビビリな控えめな女の子だそうです。

丸いダンボールのベッドで寝ているのは、スモモちゃん(3歳)(2018年6月16日入園)です。
むっちりボディが魅力的、薄めのムギワラ柄で、ビビリな甘えん坊だそうです。

ダンボールのベッドにぴったりはまって気持ち良さそうです。

棚の中で凛々しい姿で座っているのは、黒白のサムくん(1歳)(2018年6月16日入園)です。
尻尾が短く手が大きい、ビビリな甘えん坊だそうです。

プニプニの綺麗な肉球を出して寝始めました。

今度はダンボールのベッドにマリオくんが寝ています。

部屋にはキャットタワーや猫が隠れることが出来る空間がたくさんあり、壁には写真やサインが飾ってあり、黒猫の時計もあります。

黒白のプーロくん(3歳)(2018年2月23日入園)が床で寝ています。

スモモちゃんがふかふかの赤いベッドに移動して来ました。

猫たちがそれぞれお気に入りの場所でくつろいでいます。
棚には猫に関する本も並んでいます。

ダンボールのベッドに今度はプーロくんが寝ています。

丸くなってぴったりはまっています。

近づくと眠そうな顔で見てきました。

キャットタワーの下に隠れて寝ている猫がいました。
カロンちゃん(4歳)(2018年5月18日入園)です。
まだまだ人馴れ訓練中で「パンチが出るのでご注意を」だそうです。

店員さんが部屋を覗きに来ると、マリオくんが近寄ってきました。
テーブルの上に座って、ご飯がもらえるのを期待しているようです。

サムくんは黒いマスクをしているような模様で、かわいい目をしています。

この部屋には全部で7匹ほどの猫がおり、壁に写真と簡単なプロフィールが貼ってあります。

スモモちゃんがふかふかの赤いベッドに寝転がって、とってもかわいい表情で見つめてきます。

マリオくんはご飯がもらえなかったので、床にゴロンとしてしまいました。

じっとしていた新入りのハニーくんが動き出しました。
丸い尻尾がかわいいです。

「ネコリパブリック」の猫たちは全て大人の猫で、子猫にくらべ新しい家族に出会うチャンスの少ないおとな猫にスポットを当てているそうです。
ネコリパの猫たちは、保護活動をしているボランティアさんの元から来ており、みんな避妊・去勢手術を終えており、里親になりたい場合、アンケートを記入し、面談での審査を通過したら引き取りたい猫ちゃんを2週間ほどトライアル(お試し期間)し、正式な引き取りとなるそうです。
それまでにその猫ちゃんにかかった避妊・去勢手術代やワクチン代などの医療費2万円と猫助けセットと呼ばれるお世話に必要なトイレやご飯のセット1万円~の、合計3万円ほどかかるそうです。

おわりに

「ネコリパブリック」は、保護された猫たちが里親を探しながら、人々に癒しを与えてくれる猫カフェでした。
昭和を感じさせるレトロな内装を活かしたおしゃれな空間で、たくさんの猫たちとゆったりくつろぐ事ができました。
猫カフェを利用したり、雑貨などを購入したりする事で、猫の保護活動をサポートし、猫助けが出来るという素晴らしいシステムで、「日本の猫の殺処分ゼロに」向かって広まっていって欲しい取り組みです。
ネコたちに会いに行く事で猫助けができる猫の共和国「ネコリパブリック」に入国して、かわいいネコたちとのくつろぎの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

information

ネコリパブリック 東京お茶の水店

住所
東京都文京区湯島3-1-9 CRANEビル4階 (GoogleMap)
アクセス
JR・丸ノ内線「御茶ノ水」駅より徒歩約5分
JR・日比谷線・つくばエクスプレス「秋葉原」駅より徒歩約11分
千代田線「新御茶ノ水」駅より徒歩約5分
千代田線「湯島」駅より徒歩約5分
銀座線「末広町」駅より徒歩約5分
営業時間
平日:15:00〜20:00
休日(祝日):11:00〜18:00
定休日
木曜日(木曜日が祝日の場合は営業)
公式HP
http://www.neco-republic.jp/
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