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「幸手桜まつり」の権現堂桜堤を彩るソメイヨシノと菜の花畑の絶景

「幸手桜まつり」は、毎年3月から4月にかけて埼玉県幸手市の権現堂公園にて開催されます。
約1㎞に渡る堤防に約1000本のソメイヨシノが連なり、河川敷一面に咲き誇る菜の花とのコントラストが見事で、関東屈指の桜の名所となっています。
桜まつり期間中は、約100店舗の露店が並び、日没から午後10時頃までライトアップも行われ、夜桜を愛でることもできます。
今回はそんな「幸手桜まつり」におでかけしてきました!

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「幸手権現堂桜堤」の千本桜のトンネルと菜の花の絨毯の競演

関東の桜の名所として有名な「幸手権現堂桜堤」では、ソメイヨシノが咲き誇る3月から4月にかけて「幸手桜まつり」が行われ、お祭りムードに包まれます。
約1000本のソメイヨシノの桜並木と約5haの広大な菜の花畑の競演は圧巻で、約100店舗の露店が出店するほか、桜堤内特設テントでの桜まつり観光物産店、幸手さくらマラソン大会、お茶会、俳句コンクール、さくら親善大使引継式などさまざまなイベントが開催されます。
春の桜の時期の他にも、6月中旬の色とりどりの紫陽花、9月下旬の真っ赤に染まる曼珠沙華(彼岸花)、2月上旬の白い可憐な水仙など、 1年を通して四季折々の景色を楽しめます。

東武日光線の幸手駅に着きました。
桜と菜の花が綺麗な権現堂桜堤の写真があります。
絵には「桜のまちで幸せを手にする ようこそ幸手市へ」と書かれています。

ゴジラのようなオブジェもありました。
「桜の街幸手へようこそ」と書かれたボードを首に下げて、手には桜を持っています。

幸手駅の東口の外に出ると、優しく微笑むお地蔵様のパネルがありました。
ここから権現堂桜堤まで歩いて向かいます。

歩いて30分ほどで、権現堂公園に着きました。

淡いピンク色のソメイヨシノが綺麗に咲いています。

露店もたくさん並んでいます。

「幸手桜まつり」と書かれたピンク色の幟も見えます。

露店で「ケバブロール」(500円)を買っていただきました。

こちらは「ふりふりポテト」(300円)です。

コーンポタージュのフレーバーです。

「やきそば」(500円)もいただきました。

青空が広がり、気持ちのいいお花見日和です。

「権現堂」という地名の由来は、村の中に「熊野権現社」「若宮権現社」「白山権現社」という「三つの権現」を一緒に祀った神社があったため「権現堂村」という名になったそうです。

桜並木には、ピンク色のかわいい提灯もぶら下がっています。

「権現堂川用水記念碑」がありました。
権現堂川用水は、明治25年(1892年)に開削された農業用水路だそうです。

白と淡青紫の花が綺麗な「ハナニラ」の花が咲いています。

「順礼の碑」がありました。
明治時代の日本画家・結城素明(ゆうきそめい)による母娘順礼像が刻まれています。
享和2年(1802年)、堤の難工事を切り抜けるために、人身御供となって渦巻く泥水の中に身をおどらせた順礼母娘の供養の碑だそうです。

土手の緑の上に咲く淡いピンク色の桜がとても綺麗です。

桜並木越しに菜の花畑が見えました。
桜の木下にレジャーシートを敷いてお花見をしている人もたくさんいます。

土手の上の桜並木は、桜を愛でながら歩くお花見客で賑わっています。

桜の向こうに見える菜の花畑が黄色い絨毯のようです。

淡いピンク色のソメイヨシノの花びらも美しいです。

咲き誇るソメイヨシノの桜並木は圧巻です。

菜の花畑と青空を背景に見る可憐なソメイヨシノは、とても綺麗です。

土手の階段を下りていくと、前方に「外野橋(そとのはし)」が見えます。
権現堂堤と行幸湖を結ぶ優美な吊橋です。

快晴の青空に桜並木が広がり、とても清々しい景色です。
ソメイヨシノの桜並木は約1kmに渡り、約1000本も桜の木があるそうです。

菜の花畑の方に歩いて来ました。

黄色い菜の花と淡いピンク色の桜の競演です。
青空とのコントラストも素晴らしいです。

菜の花畑の隣にヤギ小屋がありました。

ヤクシマヤギという種類で、しずかちゃん、ももちゃん、げんきくん、はちくん、さちちゃんの5頭が飼育されているようです。

白色のヤギ、しずかちゃんが草を食べています。

黒白のさちちゃんと茶色のはちくんは、柵に前足をかけて身を乗り出すようにしています。

間近で見る菜の花は茎がしっかりとして、高さもあります。

菜の花畑の中に、丸い大きな木が一本立っています。

黄色の菜の花の花びらも鮮やかで綺麗です。

丸い大きな木の近くに来ました。
青空に黄色い菜の花畑、そして大きな木と、大自然にいるような爽快な景色です。

「あじさい橋」を渡りました。
6月には、この辺りに紫陽花の花が咲くそうです。

小さな流れにカモが悠々と泳いでいます。

土手の近くの桜並木まで来ました。

「土手の子坂」を上ってきました。

土手の上に連なる桜並木はトンネルのようです。

お休処「峠の茶屋」がありました。

ホットコーヒー、アイスコーヒー、オレンジジュース、ウーロン茶、こぶ茶、こうじ甘酒などのドリンクメニューや、おみやげの物産品コーナーもあるそうです。

「峠の茶屋」には、幸手つぶあんぱん、幸手こしあんぱん、栗あんぱん、むらさき芋フラワー、焼きいもあんぱんなど種類豊富な手作りあんぱんもあるそうです。

権現堂公園のマップがありました。
権現堂公園は、幸手権現堂桜堤や隣接する権現堂調整池の水辺空間を活かし、「レクリエーションの拠点ならびに水とのふれあいの場となる公園」を目指して整備を進めているそうです。
4つのゾーンで構成され、多目的運動広場の1号公園と、歴史と文化と緑の3号公園、幸手権現堂桜堤の4号公園の3つのゾーンが開園しているそうです。

土手の下へ斜めに下る「おもいで坂」がありました。

上を見上げると綺麗なソメイヨシノが咲いています。

緩やかな「おもいで坂」を下りてきました。

垂れ下がるソメイヨシノの花が目の前に広がっています。

綺麗な花びらの近くで写真が撮れるオススメの写真撮影ポイントです。

青空に映える淡い桜の花びらがとても綺麗です。

大きな桜並木の隙間から太陽の光が差し込み、幻想的です。

土手の上に連なる桜並木を眺めながら、ゆっくりと歩いていきます。

日光街道の近くに「行幸堤の碑」の説明板がありました。
明治9年6月に、明治天皇が東北巡幸の際に立ち寄られてその労に感じ入り、この仕事に携わった者の名前を石に刻んで残すように言われ、費用の一部が下賜されたそうです。

こちらが「行幸堤の碑」です。
権現堂堤は、権現堂川の水防のために江戸時代になる前に造られた堤で、何回もの洪水を経て、明治時代になって栗橋町小石衛門にかけて旧日光街道中に並行した新権現堂堤を造成したそうです。

隣には「明治天皇権現堂堤御野立所碑」も立っています。

桜堤のスタート地点に「ようこそ幸手権現堂桜堤へ」と書かれたアーチ型の門があります。
アーチ型の門をくぐって桜堤を折り返して行きます。

大きく花開くたんぽぽも咲いています。

土手の下には、たくさんの露店が軒を連ねています。
鶏のからあげ専門店「金のからあげ」があります。

からあげのトッピングは、マヨネーズ、チリ、塩ダレ、レモン、からしマヨ、明太マヨ、中濃ソース、タルタル、ポン酢、塩コショーから選べ、セルフで好きなだけかけれます。

「からあげ」(400円)を塩ダレソースでいただきました。

ベビーカステラ、クレープ、冷やしパイン、かき氷、ビールなどの露店も並んでいます。

クレープは、チョコレートホイップ、キャラメルカスタードホイップ、チョコアーモンドホイップ、キャラメルウォールナッツカスタードホイップ、バナナチョコホイップ、バナナキャラメルカスタードホイップ、メイプルウォールナッツカスタードホイップ、トリプルクッキーホイップ、イチゴバナナチョコホイップ、イチゴチョコホイップ、イチゴキャラメルホイップなど色々あります。

「トリプルクッキーホイップのクレープ」(500円)をいただきました。
分厚い生地で、ホットケーキのようなクレープでした。

ソメイヨシノの桜のトンネルをゆっくりと歩いていきます。

「土手の子坂」まで戻ってきました。

頭上を覆う桜が綺麗です。

桜に包まれた華やかな空間に、気分も華やぎます。

桜のトンネルの中から見る菜の花畑は鮮やかで、桜の額縁の中に描かれた絵のように美しいです。

おしゃれな桜の絵が描かれたピンク色の提灯が、桜並木に綺麗に連なっています。

土手の下の桜の木の木陰に座って、お花見を楽しんでいる人もたくさんいます。

桜のトンネルを今度は南の方へ歩いていきます。

「またのお越しを」と書かれたアーチ型の門がありました。
幸手市マスコットキャラクターの「さっちゃん」のイラストも書かれています。

アーチ型の門の裏には「ようこそ幸手権現堂桜堤へ」と書かれています。

土手を下りると、白と黄色が可愛らしい水仙の花が咲いていました。
毎年2月上旬には、「水仙まつり」が開催されているそうです。

綺麗な桜の木の向こうに菜の花畑が広がっています。

西に落ちてゆく太陽が菜の花畑を照らしています。

一面に鮮やかな黄色の菜の花の絨毯が広がって、美しい景観です。

中川に架かる吊橋「外野橋(そとのはし)」を渡ります。

権現堂公園(3号公園)に入ると、色鮮やかなパンジーが綺麗に並んだ花壇がありました。

少し歩いていくと「展望の丘」がありました。

「展望の丘」からは「行幸湖(みゆきこ)」を見渡せる爽快な景色が広がり、湖の中にある「権現堂大噴水」が噴き上がっています。

桜まつり期間中は、午前10時〜午後9時の毎時刻0分と30分に噴水が上がるそうです。
噴水の高さは、120フィート(36.6m)まで上がるそうです。

桜並木の土手まで戻って来ました。
午後5時を過ぎて、提灯にも明かりが灯り始めています。

桜まつり期間中は、日没から午後10時頃までライトアップが行われているそうです。

西の空に沈んでいく夕日が、空を少しずつオレンジ色に染めていきます。

咲き誇るソメイヨシノのトンネルに、明かりが灯った提灯が彩りを添えています。

美しい桜並木を眺めながら「幸手桜まつり」を後にしました。

おわりに

「幸手桜まつり」は、ソメイヨシノと菜の花畑の競演が見事な桜の名所でした。
約1kmに渡って続く約1000本のソメイヨシノの桜並木のトンネルと、菜の花畑の絨毯が織り成す淡いピンク色と鮮やかな黄色のコントラストは素晴らしく、澄み渡る青空と相まって絶景でした。
観光物産店の出店や約100店舗の露店も並び、桜のトンネルの下でお花見をしながらバリエーション豊かなグルメも楽しむことができました。
公園内のヤギ小屋では、かわいいヤギたちが出迎えてくれ、隣接する行幸湖では、迫力の権現堂大噴水を見ることができました。
権現堂桜堤の「幸手桜まつり」で、ソメイヨシノの桜並木のトンネルと菜の花畑の絨毯を眺めながら、思い思いのお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。

information

幸手桜まつり(幸手権現堂桜堤)

住所
埼玉県幸手市大字内国府間887-3 県営権現堂公園(幸手権現堂桜堤) (GoogleMap)
アクセス
東武日光線「幸手」駅より徒歩約30分または朝日バス「五霞町役場行」で15分「桜まつり会場」下車、徒歩約1分
圏央道「幸手IC」より車で約10分
2019年開催期間
2019年3月25日(月)~4月9日(火)
公式HP
http://www.satte-k.com/event/sakura/
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