台南最大の夜市「花園夜市」でB級グルメを食べ歩き

「花園夜市」は、2,000坪ほどの広場に100店以上の屋台が集まる、台南最大の夜市です。
海安路三段と和緯路三段の交差点の広大な敷地に、食べ物屋台、プチプラの洋服や雑貨の露店、懐かしいゲームコーナーなど、たくさんのお店が並び、地元民はもとより観光客も押し寄せ、お祭りのような賑わいを見せます。
今回はそんな台湾の「花園夜市」におでかけしてきました！

たくさんの屋台がひしめき合う「花園夜市」

台南の夜市は、各曜日ごとに開催場所が異なる流動スタイルが特徴で、「花園夜市」、「武聖夜市」、「大東夜市」の3つが特に有名です。
それぞれの夜市ごとに開催曜日が決められており、ひとつの屋台が複数の夜市をかけ持ちするのが一般的で、台南最大の「花園夜市」は、木・土・日曜日の週3日開催しており、月～日曜日までの開催夜市を並べた「大大武花大武花（ダーダーウーファーダーウーファー）」という合言葉もあるそうです。
また、「花園夜市」は、台北の「士林夜市」に肩を並べるほどの規模で「北の士林、南の花園」とも称されるそうです。

海安路三段と和緯路三段の交差点に花園夜市が見えてきました。

大きな看板には、鮮やかな花の絵も描かれています。

たくさんの屋台がひしめき合い、お祭りのような賑わいです。
生の牛肉に牛ダシの熱々のスープをかけた「牛肉湯」や、ビーフステーキ「牛排」、鴨の血を水と塩で固めたスープ「鴨血」などののぼり旗が見えます。

椅子とテーブルがある屋台もあります。
注文せずにテーブルを利用すると怒られてしまうので注意です。

葱油餅の屋台「何佳佳純手工葱油餅」がありました。
小麦粉の生地にネギを練りこみ、鉄板で焼いたお好み焼きのようなもので、行列のできる人気のお店です。
味は、原味（オリジナル）、胡椒、芥茉（わさび）、梅子、海苔、辣粉（スパイシーチリ）、咖哩（カレー）から選べます。
1枚（一張）で70台湾ドル、半分（半張）で35台湾ドル、1/4枚（一份）で20台湾ドルです。

葱油餅を1/4枚（一份）購入してみました。
外はカリッと中はモチモチで美味しいです。

ドリンクの屋台「飲8乎爽」がありました。

黒糖タピオカやミルクが置いてあります。

黒糖タピオカミルクティー（45台湾ドル）を購入しました。
大きなタピオカがたっぷり入っています。

炒泡麺の屋台「饌爺炒泡麵」がありました。
炒泡麺は、インスタント麺を炒めたB級グルメです。

コーンチーズやスモークベーコンチーズなどもあるようです。

台式功夫炒泡麺（70台湾ドル）を購入しました。

半熟の目玉焼きが乗っています。
味はインスタントの焼きそばに似ています。

ゲームコーナーに来ました。
昔懐かしのピンボールが大人気です。

子供のおもちゃのようなものも売っています。
いろいろなものが置いてあって見ているだけでも楽しいです。

麻雀牌で遊ぶ「麻將賓果」というゲームコーナーがありました。
ビンゴのようなゲームで、景品は大きなぬいぐるみのようです。

夜市の近くには駐車場があり、たくさんのスクーターが駐車してあります。

離れたところから花園夜市を見るとたくさんののぼり旗が見えます。

タクシーで台南駅まで来ました。
花園夜市から台南駅までは、タクシーで10分ほどです。

オレンジのラインの新幹線、台湾高速鉄道（THSR）に乗って、台北に帰りました。

おわりに

「花園夜市」は、大きな広場にたくさんの屋台が一斉に集まる、お祭りのような夜市でした。
多様なB級グルメの屋台はもちろん、ピンボールや麻雀牌を使ったビンゴゲームなどのゲームコーナーも充実しており、歩いているだけでも楽しめ、ワクワクする時間を過ごすことができました。
台南には他にも、「武聖夜市」、「大東夜市」など、「花園夜市」のような流動スタイルの有名な夜市があるので、台南に訪れた際には夜市に足を運んで、お祭り気分を味わってみてはいかがでしょうか。

information