もみじ回廊は、河口湖畔の梨川両岸に立ち並ぶ60本の巨木もみじ並木で、富士山の麓に位置するため、そびえ立つ富士山も一緒に眺めることができます。
11月に行われる富士河口湖紅葉まつり期間中は、ライトアップもされ、ライトに照らされた色鮮やかな紅葉と富士山の美しい景色を楽しみに多くの人が訪れます。
今回はそんな「もみじ回廊」におでかけしてきました!
河口湖畔にそびえ立つ富士山
富士河口湖紅葉まつりの会場周辺にある無料の第一駐車場から、歩いて河口湖畔を散策して見ました。
秋の澄んだ青空の中に富士山がくっきりと見えて綺麗です。
「河口湖黄金の七福神巡り」の案内板がありました。
2007年に富士河口湖町在住の漫談家・綾小路きみまろさんが「黄金の七福神」像を寄贈したそうです。
布袋尊がありました。
「なでしこジャパンFIFA女子ワールドカップドイツ2011金メダルおめでとう!」と書かれた垂れ幕があります。
2011年に行われたサッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の前に、日本代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督が必勝祈願に訪れたことでも話題になったそうです。
布袋尊の説明もあります。
七福神のうち唯一の実在人物で、中国の唐末の明州(浙江省)に実在したとされる本名釈契此(しゃくかいし)といい、常に袋を背負っていたことから付いた俗称である布袋という名で呼ばれているそうです。
町中を歩き回っては、人がくれるものであれば何でも一寸その匂いを嗅いでは袋の中に投げ込み、それは魚の背であれ、株の端切れであれ、やがては宝物に変わったとそうです。
弥勒菩薩の化身といわれ、世の清濁を合わせ呑む大きな腹をして、袋の中にいっぱいの宝物を入れ、人々に福運大願を成就させます。
日曜日は、布袋尊の日で、布袋尊は、戌・亥年生まれの守護神だそうです。
紅葉が色づいています。
ここには黄金の七福神の物販ブースもあります。
富士河口湖紅葉まつりのメイン会場案内もありました。
もみじ街道の周辺に黄金の七福神が散らばってあるようです。
河口湖畔に来ました。
富士山がそびえ立っています。
薄雲に隠れた太陽が河口湖に反射して輝いています。
青空にはうろこ雲が綺麗に漂っています。
もみじも赤く色づいています。
もみじ街道を歩いていきます。
作品のような綺麗な形をしたもみじがありました。
赤い色づきも綺麗です。
鮮やかに色づいた「もみじ回廊」
もみじ街道を歩いて、紅葉まつりのメインの場所となる「もみじ回廊」へと向かいます。
「もみじ回廊」が見えて来ました。
人もたくさんいます。
「もみじ回廊」に着きました。
一級河川の梨川の両岸にもみじの木が並んでいます。
紅葉まつり順路が書いてあります。
右側の岸から反時計回りに行くのが順路のようです。
梨川には少しだけ水がせせらいでいます。
もみじは赤や黄色に色づいています。
もみじ回廊を進んでいきます。
太陽の日差しを浴びてオレンジ色に輝いています。
大きなもみじの木です。
紅葉したもみじの葉を間近で見ることができます。
梨川にはまだ落ち葉があまり落ちていません。
もう少しすると落ち葉で川が赤く染まるそうです。
もみじ回廊の中の方に来ると、まだ緑色の葉のもみじがあります。
枝が下の方にあるもみじを上から見下ろすこともできます。
緑と黄と赤のグラデーションが綺麗です。
上を見上げると気持ちの良い陽光が降り注いでいます。
もみじ回廊の折り返し地点まで来ました。
橋の上からもみじ回廊を見ることができます。
この辺はまだ緑色のもみじが多いです。
上の方の日当たりが良いところは赤く色づいているようです。
上から下に向かって赤、黄、緑と色の変化を楽しめます。
折り返し地点から、川沿いをさらに奥の方まで進んでみました。
大きな木がそびえ立っています。
松の木もありました。
折り返し地点まで戻って来ました。
先ほど渡った橋も見えます。
今度は反対側を戻っていきます。
この辺りは黄色と緑色が多いです。
朱色のもみじが綺麗なところがありました。
とても鮮やかな紅葉で、絶好の撮影スポットになっていました。
もみじ回廊を一周したところに出店があり、美味しそうなロングポテトを売っていました。
暖房代わりの炭火にあたりながら、ロングポテトをいただきました。
さつまいもがホクホクで美味しかったです。
もみじ街道を歩いて行くと、夕日がもみじをより赤く染めていました。
紅葉の時期のもみじ街道は人気のようで、車も渋滞しているようです。
オレンジ色の夕日が沈もうとしています。
ライトアップで月夜に浮かび上がる「もみじ回廊」
「もみじ回廊」は、日没から22時までライトアップされるので、ライトアップされた紅葉も見て来ました。
日没のライトアップの時間になったので、もみじ街道を進んで「もみじ回廊」に向かいます。
「もみじ回廊」が見えました。
昼間よりもたくさんの人がいます。
「もみじ回廊」の入口に到着です。
足元には厚紙でできた三角錐のライトが並んでいます。
もみじ回廊をゆっくり進んでいきます。
赤いもみじが綺麗にライトアップされています。
近くで見ると7つに切れ込んだ葉が綺麗に見えます。
夜空には満月が輝いています。
綺麗な赤に染まっています。
昼間の紅葉とはまた違った美しさです。
もみじと月の共演です。
月明かりに照らされたもみじは絵になります。
黄色のもみじが多いところに来ました。
近くで見ると先ほどの赤いもみじとは葉の形が少しふくよかな感じです。
赤、緑、黄のグラデーションです。
折り返し地点の橋の上まで来ました。
まだ緑の葉が目立ちます。
橋を渡って反対側を歩いていきます。
赤いもみじがライトに照らされて幻想的です。
木の幹は太くしっかりと色づくもみじを支えています。
上のもみじを見上げながら、ゆっくりともみじ鑑賞を楽しみながら進んでいきます。
下からライトで照らされて明暗のグラデーションとなり、色彩のグラデーションと相まって美しいです。
一周して、スタート地点まで戻って来ました。
人だかりは途切れずに、たくさんの人たちが夜空に浮かぶライトアップされたもみじに見とれていました。
露店で名物B級料理三昧
紅葉まつり期間中は毎日19時まで、特産品やお土産物や農産物、クラフト市も行われており、たくさんの名物B級料理の露店が並び、テントの中で飲食することができます。
たくさんの露店が並ぶ場所でいろいろな名物料理を食べて見ました。
北海道ザンギがありました。
道民のソウルフードで、鶏の唐揚げですが、ザンギの方が味が濃いのが特徴だそうです。
塩味や味噌味もあります。
揚げたてで、ジューシーで柔らかく、美味しかったです。
たい焼きがありました。
アツアツ、ホカホカでペロリといただきました。
富士宮やきそばがありました。
B-1グランプリでは殿堂入りも果たしている富士宮のご当地グルメです。
太いモチモチの麺でやみつきになる味でした
吉田のうどんがありました。
山梨県富士吉田市の郷土料理で、馬肉、キャベツを使用したトッピング、味噌と醤油をあわせたつゆに「すりだね」と呼ばれる辛味を入れて食べるのが特徴だそうです。
太くてコシのある麺に、甘いキャベツも美味しかったです。
おわりに
富士河口湖紅葉まつりは、2017年で19回目の開催で、「もみじ回廊」に立ち並ぶもみじは、毎年多くの人たちが訪れるのも納得の美しさでした。
夜のライトアップで浮かび上がる紅葉は幻想的で、時間の流れを忘れるほどの楽しい空間でした。
途中のもみじ街道の広場では、猿回しもしており、「おむすびくん」という可愛らしい猿に癒されました。
特産品などの販売もあり、にぎやかな楽しい祭りになっているので、また赤く染まった「もみじ回廊」を見に訪れたいですね。
information
富士河口湖紅葉まつり
- 住所
- 山梨県南都留郡富士河口湖町河口 (GoogleMap)
- アクセス
- 富士急行河口湖線「河口湖」駅よりレトロバス河口湖周遊で「久保田」バス停から20分「竹美術館」バス停下車、徒歩1分
中央自動車道「河口湖IC」より車で約20分 - 2017年開催期間
- 2017/11/1(水)~2017/11/23(木・祝)
- 2017年開催時間
- 9:00~19:00(ライトアップは22:00まで)
- 公式HP
- https://kawaguchiko.net/event/fujikawaguchiko-momijimatsuri/